ざっくばらん勉強会にて講師を務めさせていただきました 【弁護士 中村 悦子】

10月17日に,福島会計事務所さんの「もめない遺言書の書き方・考え方」と題する勉強会にて,講師を務めさせていただきました。 『遺言』というと,何か暗いイメージを持たれるためか,以前は「まだ早い」「そんなに遺産はないので必要ない」とお考えになる方が多かったように思います。しかし,近年の「終活」ブームも影響してか,勉強会当日は会場がほぼ満席になるくらいの盛況ぶりで,ご自身の問題として皆さんが大変熱心に耳を傾けてくださいました。

事後に争いが起きるのを防止するという点はもちろんですが,ご自身がこれからを前向きに生きるための一つのきっかけとしても,遺言書をご活用いただければいいなと思います。あまり堅苦しくお考えにならず,お気軽に弁護士にご相談ください。

電話相談「介護労働ホットライン」のお知らせ 【弁護士 大江 京子】

介護労働ホットライン実行委員会は10月29日(火)・30日(水)の2日間、電話相談「介護労働ホットライン」を開設します。

私たちは弁護士や市民活動団体のメンバーで、介護保険制度について勉強会を続けてきました。制度の全体像を理解するなかで、介護現場で働く人たちの離職率が高い現状に切実な課題があると考えました。急速な高齢化が進むなか、2025年までに介護現場で働く人を100万人増やすと言われながら、現実には年間28万人が入職し、22万人が離職するという状況です(2009年)。働く人が不安定な労働環境にあれば、安心して介護保険サービスを利用することはできません。これまでにも低賃金などの指摘があり、交付金などの政策が取られていますが、その成果もあいまいです。

私たちは、電話相談「介護労働ホットライン」で、働く人たちの生の声を広く集め、なにが問題なのか課題を整理し、介護現場をより安定したものにするためになにをすべきなのかを考える基礎データにしたいと考えています。

電話相談「介護労働ホットライン」の開設を多くのみなさんに知らせていただくとともに、今回の取り組みにご賛同いただければ幸いです。

 

「2013 したまち 憲法の集い」のお知らせ

東京東部事務所では,本年11月5日(火曜日)

「したまち憲法のつどい」を開催することといたしました。

渡辺えりさん(女優)と伊藤真さん(弁護士)にご講演いただきます。

日本が世界に誇る平和憲法の改悪を許さないためにぜひ,集会にお出でください。

※ 当日券は少数しか準備しておりませんので、入場できない可能性があります。

事前のお申し込みをお願い致します。

芝居「もがれた翼パート20(テーマ・いじめ)」のお知らせ 【弁護士 仲里 歌織】

東京弁護士会主催の、子どもたちと弁護士がつくるお芝居「もがれた翼」パート20を、以下の日程で上演します。

今年のテーマは、「いじめ」です。児童の9割がいじめを経験しているとの報道、いじめ防止対策推進法の成立という状況を前に、今一度、私たち一人ひとりが、いじめにどう向き合うかを考えなければならないと思っています。

お芝居を通して、私たちに何ができるのか、みなさまと一緒に考えることができれば幸いです。

ぜひ、多くの方の参加をお待ちしております!

◆もがれた翼パート20【虹がかかるまで-本当は、いじめは嫌なんだ-】

日時:2013年8月31日(土)

昼の部 15時30分開場、16時開演

夜の部 18時30分開場、19時開演

*上演時間は概ね90分を予定しております。

場所:北区赤羽会館講堂(JR赤羽駅東口 徒歩約5分)

主催:東京弁護士会

*入場無料ですが、先着600席になっております。

講演会「団地の悩み解決、理事長の責任・権限など」のお知らせ

マンション維持管理支援専門家ネットワークは、マンションの維持管理を支援するため、建築士、弁護士、マンション管理士など、職能の垣根を越えた専門家ネットワークです。

 平成25年8月3日、このマンション維持管理支援専門家ネットワークが、講座・公開相談会を開催します。

 今回のテーマは、「団地の悩み解決、理事長の責任・権限など」。

 「団地型のマンションなのに、規約が単棟式になっていて、運営に支障が生じて困っている」「理事長を務めているのだけれど、在任中、どのような責任を負うことになるのか、心配している」など、お悩みの方、ぜひご参加ください。

 公開での個別相談会もあります。

 当日は、当事務所の大江京子弁護士、伊藤真樹子弁護士が、講師として参加致します。

 皆様のご参加をお待ちしております。

講演会「原発をめぐる情勢と今日の課題」 【弁護士 大江 京子】

東京電力福島第一原子力発電所の大事故から2年3ヶ月以上が経過しました。
しかし今なお、原発は破局的危機が訪れる可能性をはらみ、15万人以上もの人々が避難先からの帰郷の見通しがたたず、被害の回復、補償、賠償は遅々として進みません。
避難者の帰還は様々な困難に直面し、脱原発をめざす市民運動や訴訟、被害者訴訟などが大きく広がる一方で、第2次安倍内閣の下、停止原発の再稼働、原発建設の再開へ向けて大きく舵が切られ、原発の輸出が積極的に推し進められてきています。
私たちは、昨年4月7・8日、法律家、科学者、ジャーナリストなどジャンルを超えた11の団体で実行委員会を結成して「『原発と人権』全国研究・交流集会in福島」を企画し、大きな成果を上げることが出来ました。
そして来年4月に第2回の「全国研究・交流集会in福島」の開催を目指して実行委員会準備会を立ち上げました。

本企画は、その発足記念企画として、伴英幸さんに、原発輸出問題、規制基準と再稼働、政治情勢など、原発をめぐる様々な情勢と脱原発に向けての課題をお話し頂きます。

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「原発をめぐる情勢と今日の課題」
原子力資料情報室共同代表・事務局長
伴英幸さん
日 時:2013年7月17日(水)18:15-20:15(開場 18:15~)
場 所:第二東京弁護士会10階1003BCD会議室(霞が関B1出口)
資料代:500円
主 催:原発と人権ネットワーク
http://genpatsu-jinken.net
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シンポジウム「子どもの権利条約から、今、あるべき少年審判を考える」 【弁護士 仲里 歌織】

 今、少年法が、厳罰化、検察官関与対象事件の拡大の方向で改正されようとしています。
 下記のシンポジウムでは、少年法改正で問題となっている検察官関与対象事件の拡大について、みなさんと共に考えたいと思います。
 「少年事件に検察官が関与することは、何が問題なのだろうか」と素朴な疑問を持っている方、少年法改正問題について関心を持っている方等、ぜひ下記シンポジウムにご参加頂ければと思います(なお、私は演劇に参加します)。

■シンポジウムのご案内
シンポジウム「子どもの権利条約から、今、あるべき少年審判を考える」
日 時 2013年6月5日(水)18時~20時30分
会 場 弁護士会館3階301大会議室
対 象 一般
定 員 150名(入場無料・申込不要・先着順)
主 催 東京弁護士会

プログラム
(1)演劇 もがれた翼特別講演「凍りつく声2013」
(2)事例報告「検察官が関与した少年審判」
-押見和彦(弁護士・仙台弁護士会)
(3)パネルディスカッション「子どもの権利条約から考える少年法改正」
パネリスト
-澤登俊雄氏(國學院大学名誉教授)
-多田元氏(弁護士・愛知県弁護士会)
-坪井節子氏(弁護士・東京弁護士会)

孫崎亨氏講演会のお知らせ 【弁護士 大江 京子】

安倍自民党政権は、尖閣問題・中国脅威論を口実に軍事大国化と憲法9条改悪を目論んでいます。中国の脅威に対抗するためには強い軍隊が必要との論理は、一見すると「説得力」を有しています。
しかし、中国北朝鮮の軍事力に軍事力で対抗することは、いたずらに緊張関係を高めるだけで逆効果であること、中国及び東アジア諸国との平和友好関係を構築するためには、中国と仲良くしなければならないこと、そのためには日本が過去の侵略の歴史を反省して、そのうえで軍事力に頼らない外交を展開すること(これこそが現行憲法の基本です)以外に道はないことを多くの方に考えて欲しいと思います。
憲法9条があってこそ日本の平和が守られてきたのであり、これからも日本国憲法9条の精神こそが東アジアと世界の平和・安全保障のための核となることを、国民に訴えて、納得してもらうことが必要です。

表記の集会は、このような趣旨で、今話題の孫崎さんを講師に招きました。
ぜひともご参加ください。

 

○ 日時 6月30日(日) 13:30~16:30 (開場 13:15)

○ 場所 明大リバティータワー1021教室(2F)

○ 主催 「撫順」から未来を語る実行委員会/社会思想史研究会