横田基地にオスプレイはいらない 11・21 東京大集会に参加しました【弁護士 岩本 拓也】

 2021年11月21日、福生市の多摩川中央公園で、CV22オスプレイの横田基地配備に反対する集会「横田基地に〔日本にも〕オスプレイはいらない 11・22 東京大集会」が開催されました。オスプレイ反対東京連絡会が主催しての集会で、2015年に会が立ち上げられた当初から自由法曹団東京支部も事務局団体として関わってきています。(私は、現在、自由法曹団東京支部の事務局次長を務めています。)天候が心配されましたが、無事に集会後の横田基地へのアピール行進まで実施することができました。参加者は現地とWebをあわせて1000人以上でした。
 
 集会では、冒頭にて、高校生平和ゼミナールより、核兵器禁止条約への批准を求める署名活動や横田基地のフィールドワーク等の活動の報告がありました。次に、立憲野党から、日本共産党の田村智子参院議員による国会報告と連帯の挨拶があったほか、オスプレイ反対東京連絡会の岸本事務局長から、低空飛行の停止、日米地位協定の抜本改正等を求める基調報告がありました。神奈川県平和委員会の菅沼事務局次長からは、パワーポイントを用いて、オスプレイが死亡事故を起こしてきたことや、オートローテーション機能が欠如し、エンジンの緊急停止時に安全に着陸できない等のオスプレイの問題点、沖縄でのオスプレイの事故、オスプレイは国内法では飛行はできないはずだが日米地位協定と自衛隊法で適用除外となっていることにより、危険なオスプレイの飛行が可能になっていること等についての説明がありました。各地の市民団体からは、オスプレイの事故が相次いでいること、オスプレイの低空飛行と爆音で市民の暮らしが脅かされていること、憲法9条で平和な日本を守ろう等の訴えがありました。集会の最後に、「日本のどこにもオプスレイはいらない」「全国統一署名に取り組みましょう。」等のアピール提案・行動提起と採択を行いました。
 
 集会後は、約2.2kmのコースをアピール行進しました。自由法曹団団東京支部からは、黒岩支部長、中川事務局長、事務の奥住さん、私でオスプレイ配備撤回を求めるコールをしながら、行進をしました。